よくあるホワイトニングについてのご質問にお答えいたします。
Q ホワイトニングって何ですか?
A 歯のクリーニング(PMTC・ジェット式クリーニング法)を行ってもキレイにならない着色・変色した歯を、削ることなく歯の表面にホワイトニング剤を塗布することで歯面を白くしていく漂白方法です。
Q 家庭で出来るホームホワイトニングと医院で行うオフィスホワイトニング どちらが良いのですか?
A どちらが良いかは、患者様によってさまざまです。
下記を参考にご相談ください。患者様にあった方法をご提案いたします。
オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング |
---|---|
すぐに漂白効果が出る | 結果が出るのに2週間くらい掛かる |
歯に対するダメージがある 強い痛みが出ることがある |
歯に対するダメージはほとんど無い あっても一過性の過敏症 |
費用が高い | 費用が安い |
後戻りが早い | 後戻りが遅い |
拘束時間が長い(数時間) | 歯科医院では歯の形を取るだけ |
人工的な白さになる | 割と自然な白さになる |
毎回費用が必要 | トレーを保管しておけばいつでも出来る(薬剤の費用のみ必要) |
Q ホワイトニングはどんな歯でも大丈夫ですか?
A 基本的にホワイトニングはどんな歯でも可能ですが、プラスチックやセラミック、金属で出来た人工的な歯は色が変わりません。
Q 幼児期から歯の表面がしま模様で気になるのですが、ホワイトニングで白くなりますか?
A これはテトラサイクリンと言う症状で、幼い頃に服用した抗生物質の副作用で起こります。
この様なケースはホワイトニングで白くする事が非常に困難です。
ラミネートベニアやオールセラミックなどの審美歯科治療をお勧めします。
Q ホワイトニングはどのような人でも可能なのですか?
A 妊娠中、授乳中の方、知覚過敏のひどい方(歯がしみやすい方)、歯が発達していない子供はホワイトニングをオススメしません。
Q どれくらいの間、白さが持ちますか?
A 基本的にホワイトニングは一生もつものではありません。
個人によって差が生じますが時間が経過すると元に戻ります。
白さを継続させるには定期的にホワイトニングを行う必要があります。
Q ホワイトニングは体に安全ですか?副作用はありますか?
A ホワイトニングに使用するホワイトニング剤は、過酸化水素、過酸化尿素がベースになっており、体に悪い影響はありませんが、知覚過敏などになりやすくなり歯がしみるケースがあります。
Q 痛みはないですか?
A 普通の状態ではまず痛みは出ませんが、歯に亀裂や、摩耗があったり、エナメル質のうすい方や、歯の質の弱い方はまれに、痛みやしみを感じる場合があります。
その様な場合は、ホワイトニングを中止していただいたり、ホワイトニング濃度を低くしたり、レーザーを使用し知覚過敏を抑制したりいたします。